ロボットダンス
こないだ息子が「ロボット歩きってどんなの?」と聞いてきた。
自ら試してみたが、あまりにもひどい出来なので「YouTubeでだれか上手な人がやってるよ!さがしてみよう」と検索してみた。

そのまま小一時間ほど、ひたすら2人であらゆるロボットダンスを見まくった。
というか、はまった。

残念ながらロボット歩きメインの映像はなかったけど、かっこいいロボットダンスがいっぱい見れた。特にこの2つはすごい。

http://www.youtube.com/watch?v=BA4EHS2gTIY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=1AWdLihPRzo

翌日夫が帰ってきたので「ロボットダンスって出来る?」と聞いたら、あっけなく「こうでしょ?」と言って、ソフトなやつをフツーにやってのけた。すごい!何それ?なんで出来んの?練習したの?と聞くと「フツーできるだろこれぐらい」と言う。
夫のフツーの基準はなにかとハードルが高い。

さらに「こないだ朝、電車でも見たよ、ロボットダンスしてる人。」とか言い出す。
「立ってイヤホンで音楽聞いてるうちに、勝手に体が動いちゃってたみたい。しかも超うまいの。」ロボットダンスを無意識で踊る人の目の前に立って笑いをこらえる夫。ラッシュ前の穏やかな中央線。

いかん、ツボすぎる。
しかもその話を踊りながら解説する夫。腹がよじれるほど笑う私。その空気に乗って爆笑する息子。

この感じ前もあったぞ。

ピントが合わなくなった眼鏡を、たまたま震災直後に夫が新調した。夫がいたって真面目に、真剣な表情で選ぶ中、息子があるメガネを超推薦し、けっきょくそのメガネに決めた。それがなぜか「昭和初期風の丸めがね」だった。しかもオシャレ風のではなく、本気のやつ。

夫の風貌やキャラクターからいってそのメガネをかけると、何というか、逃げ場のないほど昭和の人になってしまった。そんなある日、夫が言った。

「なんかさ、街歩いてるとすれちがう人が…」
私はもうここで先が読めてブッ!と吹き出してしまった。
「笑うんだ。なんか、チラッと見て…」
といいながら夫もおかしくなってきたようで、息子もまた一緒になんかしらんけど爆笑し始め、皆でゲラゲラ笑いが止まらなくなってしまった。

フツーにしているだけで人を笑わせる。どんだけそれが素晴らしいことか。

震災後余計にその思いが強くなった。
だからあの時期、意図せずあのメガネを選び、結果的に街を歩くだけで人を笑わせることになった夫はすばらしいと思った。

昭和メガネの人も、電車でロボットダンスの人も、目をむき出してゲージュツは爆発だとかいう人も(それと前回の町田康もこっちに近いかな)自分のやりたいようにやったら何だか皆笑うんだけど?という人は、前回のストイックなアホの人と同じくらいカッコいい。
そこには、笑われるのを気にしないカッコよさも含まれる。

前回からしつこく書いている、その「にじみでるようなカッコよさ」に、ざんねんながら私自身は程遠い。でもそのカッコよさに気付いて、こうやってうだうだ書くこと自体が、なんかやたら楽しいことに気付いた。

いつだって記憶を刺激する。
思い出したらニヤッとしてしまう。
むしろ吹き出してしまうことすらある。
それもまたカッコいいの条件なのだ。






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ふんばろう東日本プロジェクト
http://fumbaro.org/
被災地へダイレクトに支援物資を送ることができます。
6/10にサイトもリニューアルとのこと。

全力で微力な応援をする」コーナーなんてのも…!

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# by yumiq11 | 2011-06-06 15:01 | 日々のいろいろ
灯台
CDをレンタルして聞いたら、あまりにもすばらしくてけっきょく買っちゃったよ。ってこと、皆さんありますか?わたしはめったにないです。

だってデータさえ入手できれば何度でも聞けるし、かさばるのいやだしもったいないし。というか何よりモノが増えるのが異常に今つらい…という、音楽をやっている人にとってはほんと失礼なことを考えてしまうケチでドライな人間だと自分では思ってました。
が、買っちゃいましたよついに。
こないだ。レンタルした上で。
これを。

「電気グルーヴとかスチャダラパー」
 (2005年リリース初回限定版)

このアルバムがむちゃくちゃアホで、むちゃくちゃかっこよかった。なんだこれ?リリースされてから今まで私まったくこのCDの存在すら知らんかった。今まで何してたんだ私…衝撃を通り越してうっすら悔しさすら感じた。そして凄まじく懐かしかった。この空気が。このアホさが。

私の中のなんかどっかが目ぇ覚めた。レンタルして聞いたその日に「やばい、これ買う」と心で宣言し、あえて改めて正規の新品で買いたいほどの敬意を覚えた(が、さんざん迷った挙句にやはり中古で入手)。

さらにそこから踏み込んでふたたび電気グルーヴにはまった。というかここまでちゃんと突っ込んで、腰をすえて聞き込むのはよく考えたら初めてだった。2001年に一回活動停止してたことも知った。私たちが結婚した年。そして上記のスチャダラとのアルバムで4年ぶりに正式に復活。
なおさら感慨深い。
2人のビジュアルを見るのも久々だった。
かなり重厚なおっさんと化してて「あれ?ちょっと目を離した隙にこんな…」と正直ひるんだが、このおっさんたちのライブ映像やインタビューがなぜだかむしろかっこよく見えてしまい嬉しかった。

PVもいろいろすごい。
特に天久聖一と組んだPVが凄まじい。

そのうちあることに気付いた。

どうも私は真剣にアホなことをする人を、心底カッコいいと思う傾向があるようだ。しかも、過剰さと冷静さの絶妙なバランスを体現し、かつ、お笑いというカテゴリーではなく別の表現の場で、前人未到(かつ誰も真似しない)の道をいくパンキッシュなアホの人。
うわ、むちゃくちゃカッコいい、と思いつつ私も常に追いかけてるわけじゃないといういいかげんなところがある。けど振り返ればいつも冷静で過剰なアホでありつづける彼らは、私の原点を思い出させる灯台のような存在でもある。

町田康の日記を読んではシビれ天久聖一の味写入門復活に心うち震えどーでもいいと公言しつつ書くタナカカツキのコラムにうっかりじんとくる。
なんなんだ、この感じ。
わき上がってくるこの独特な何か。
私は何に反応してるのか?

それはたぶん
あの奇跡のバランス感覚だ。
もはや憧れ。永遠に追いつけない。

もう1つ。
あるVTRで卓球が言っていた言葉を思い出した。
「センチメンタルを作為的にやることほど恥ずかしいことはない。偽悪よりも偽善のほうに罪悪感を感じる。」
カッコいい。そうだ、彼らむちゃくちゃストイックでもあるのだ。

アホであるということは、振り幅が大きくリスクも大きい。誰よりもダイナミックなバランスを取り続けなければならない。しかもアホなだけでなく、ときにはかなさや無の境地すら感じさせる超難度のバランスを制御する人が、ストイックでないはずがない。

その行為や発言のどこにも愛なんて言葉が存在しないのに、なぜか私のレーダーはそれを愛と察知する。ストイックさと節操のなさ、ぶっ壊される境界線、カオスの中の許し。これらを本気でバランスとっていく。そういうアホさに惹かれてる。

バランスをとりつづける。
もしやそれこそが愛の本質では。
私は勝手にそう思う。
灯台をぐるりと回る。
そしてまたきまぐれに航海をつづける。
# by yumiq11 | 2011-05-30 17:05 | 日々のいろいろ
前世
わたしが好きなブログの1つに、守護霊(自分のも他人のも)と会話が出来るとくもりけいこさんという方のブログがあります。(参考:とくもりさんのブログ

とくもりさんは守護霊と対話して知ったことや、さまざまなエピソードを毎日欠かさず、記事として更新しており(1日複数記事UPすることも有)、しかもその記事が1つ1つディープ。かつ、その視点がめちゃ現実的。自らの闇もさらけ出す正直さと、文章表現もなんというか、地に足がついてて、いわゆるスピリチュアルぽくないというバランス感覚がとても好き。で、ささやかな一読者として楽しませてもらってたんです。が…

思うところがあって先週、実際にとくもりさんに守護霊の話を翻訳してもらいに行ってきました。わたしと、夫と、息子、3人の守護霊さんの話を。

そこでいろんな話をして、謎がとけたり、納得したことがいくつもありました。
といっても何から書いていいのか、というかこの場で何だったら書いていいのか、ちょっと判断が難しいんだけど、3人とも直近の前世の人が守護霊の一人だったので、その前世についてすこしだけ書いてみます。
えーと、なるべくさらっと書きます。

夫:10代のうちに志半ばで亡くなった文学青年
息子:その文学青年の妹で3歳に満たないうちに亡くなる
私:その文学青年に思いを寄せずっと応援してた文学少女

このことはとくもりさんが徐々に明かしてくれたんだけど、私はその自分の前世を聞いた途端、体の奥からから何かがぶるぶるとこみ上げ、声を上げてものすごい勢いで激しく泣き出してしまいました(あとで聞いたんだけどその瞬間息子は爆笑し、夫はその2人に挟まれ、どーしちゃったんだこの2人?!なんだこのカオス?と思ってたらしい。)。以前シャーマンのママにある言葉を言われたときと、同じ反応が起こったわけです(そのときの記事)。

そうだ、わたしはずっとそうだった…気付いたら何度かぶつぶつそう口走ってました。そして涙が収まると、その時点でビックリする程スッキリしている自分がいました。この前世を把握したことで、まず今までのいろんなことが納得でき、ある意味これからの覚悟もできた、ような気がします。

ちなみに私は2人とは対照的に、前回すんごい長生きだったらしいです(とくもりさんがその話をしてるとき「また死なねーんだコレが…」と、わたしの守護霊が後ろでぼやいていたらしい)。

もうひとつ、子供のエピソードを。
昔、息子にお腹の中にいたときのことを聞くと、「暗かった」「いやだった」と言って、それ以上は何も教えてくれないし「忘れた」といって話すのもおっくうそうだったので、あーほんとに忘れちゃったんだなー、と思っていたのだけど、そうじゃなかったということを今回知りました。

胎児の魂には大きく分けて
1.胎児としての肉体が形成されてから早い時期にその中に収まる魂
2.胎児としての肉体が成長しても、ぎりぎりまでその中に入りたがらない魂
という2つの魂の傾向があるとのこと。

息子の場合は、思いっきり後者のパターンだったそうで、出産寸前までほとんどの時間をふわ~ふわ自由な魂の状態で浮遊しつづけ「あ、ヤベ、そろそろ戻って産まれっぺ」というくらいギリギリのタイミングで肉体に(しぶしぶ)入って産まれたそうです。なのでお腹の中の印象を聞いても「いやだった」「暗い」以外にないというのは当然といや当然のことで、なんでそんなに肉体に入るのがイヤかと言うと、ずばり「自由」がなくなるからだそう。

その辺のことについては、後に息子に聞くとスンナリ答えてくれて「お腹んなか入ると自由じゃなくてイヤだったの?」とか聞くと、「そうだよ、動けないし」「外にいる方が楽しいんだよ」「暗いし、カチッて電気つけれるんならいいけどさぁ(といって自分でウケてる)」と、やっとわかってくれた?みたいな感じでフツーに答えてくれたのがとても興味深かった。

わたしもその2つのパターンがあるというのは知らなかったけど、同じようにお喋りできる小さなお子さんのいる方で、でもウチの子お腹の中のこと忘れてるっぽいしー、と思われる場合は、ためしに2のケースも仮定して尋ねてみるとおもしろい答えが返ってくるかもです。

---

こういう話について、去年だったらブログに書くのは相当躊躇したかもと思う。こういう話って引くよな、とか、イタイかな、とか、いろいろ考え実際書かなかったこともいくつかある。
でも、上記のシャーマンのママの記事で少し触れたけど、昨年末にある出来事があってから私の中でいろんなことが少しずつ変わってきた。

そのある出来事は、12月のはじめにちょうど一週間続いた。簡単にいえば、自分のインナーチャイルドがある日目の前(というか意識の中?)にとつぜん現れ、毎日その子と対話したり、ご飯食べたり、過去について語り合ううち、これまたある日とつぜん、各年齢のインナーチャイルドが私に向かってどどどどーっ!と、いっぱい入ってきて統合されちゃった、という事件(?)です。
これ、わたしにとってはめちゃ大事なことで大きな事件だったんだけど、さすがにディープすぎてこのブログにはどうしても書けず、苦肉の策で別のブログをこっそり立ち上げ、その顛末を一部始終書くことで記録を残しました(ブログにしたのは、公開することで目にした誰かの何かの役に立てば、と思い)。

よくUFOを信じるか信じないか、という議論があるけど、見たことある人にとっちゃ「信じる信じないっつーか、いるし。」で終わる話で、わたしもそういうあっさりとした省エネのスタンスで別にいいのではないかと、なんとなく、そう思えるようになってきました。
だって「私の身に起きてることはブログでは一言たりとも言えない(ブルブル…)」なんて思いこんじゃったりする方が、余計なエネルギー消耗するんだもん。
そんな気がするので、今回もあっさり書いてみることにしました。

信じる信じないっつーか、じっさい起こったし。ほんとかウソかっつーか、じっさい生きる力が湧くし。自分にとっての事実を書けばいい。書きたくないときは書かなくていいし、書きたいときは書けばいい。
それがブログというもんだと、今日はしみじみ思ったわけです。
# by yumiq11 | 2011-05-16 00:51 | 日々のいろいろ



訪ねてくれてありがとうございます。現在は別館ブログで主に書いてます。
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